腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

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仰向けも横向きも腰が痛む時は内臓の病気に注意が必要

こちらでは、仰向けが腰痛を引き起こす7つの原因と改善法の、6つ目の原因である『内臓疾患型』についてお話します。

内臓疾患は寝方に関係なく腰痛が出る

仰向けでも横向きの寝方でも腰痛が出る場合は、『神経痛型と内臓疾患型が疑われる』とお話しました。

内臓の病気が疑われる場合は、早めに病院を受診する必要がありますので、腰の痛みが内臓疾患かを見分ける必要が出てきます。

腰痛が内臓疾患かの見分け方

筋肉や関節が原因の腰痛と、内臓が原因の症状を見分ける1番の方法は、『筋肉や関節への負担で痛みが変化するか』を確認することになります。

寝起きの動作や椅子からの立ち上がり、顔を洗ったり食器を洗う時の前かがみ、長時間座っているなども『負担』の1つと考えて下さい。

これらの動作や姿勢で、腰の痛みや不快感が出るようでしたら、『内臓疾患による腰痛』の可能性は減ります(可能性が残りはします)

内臓が関係する腰痛の性質

逆に、内臓が原因で腰が痛い場合は、特定の姿勢や動作で腰痛が強くなる可能性はグッと減ります

たとえば、寝起きの動作や椅子から立ち上がるとき、前かがみや中腰の動作などでも、腰の痛みや重さが一定の場合は注意が必要です。

また、内臓が働いたときに痛みが強くなるのも特徴の1つになります。

胃が原因で腰痛が出ている場合は空腹時や食べ物が胃に入ったとき、肝臓であればお酒や脂っこいものを食べた後などが代表的です。

内臓疾患の見分け方をより詳しく知るには

ただ、内臓の病気が原因で起こる腰の痛みは、教科書通りに症状が出ないことも多いため、おかしいと思ったら早めに病院を受診してください。

より詳しい見分け方については、腰痛と内臓疾患や癌などの病気を症状から見分ける方法も参考にしてみてください。

次のページでは、仰向けで腰痛が出る7つ目の原因である『寝返り不全型』についてお話したいと思います。


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