腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典 > ← 現在のページ

繰り返すぎっくり腰

繰り返すぎっくり腰は、前回のぎっくり腰は癖になるの続きになりますが、腰の重さや軽い痛みを『治療せず放置しておく事』が原因になります。

また、ぎっくり腰から1週間以上経ち『腰に痛みやコリを感じなかった』としても、筋肉は固くなっている事が多いので、整体やマッサージなどで1度ゆるめておけると、ぎっくり腰を癖にしたり繰り返す可能性が減ります。

繰り返すぎっくり腰は筋肉の固さを放置しておくことが原因

当院(整体院)に『腰痛でご来院された方』には、必ず過去のぎっくり腰の回数を伺うのですが、繰り返すぎっくり腰に悩まされる方や癖になっている方は少なくありません(腰痛患者さんの1割くらい)

ただ、当院にぎっくり腰でご来院されて完治した後、定期的(2ヶ月に1回以上)に予防でお越しいただいている方の中で、ぎっくり腰を繰り返す・癖になっている人は1人もいません。

なお、これは私が整体院に勤めていた時も同じでした。つまり、疲労の蓄積を時々治療してあげる事が、繰り返すぎっくり腰を予防する1つの方法だと言えます。

定期的な予防で繰り返すぎっくり腰の癖を防ぐ

関節痛やスポーツ障害など『様々な痛みの症状に言えること』ですが、腰痛やぎっくり腰を繰り返している大半の方は、毎回毎回『同じような体の部位』に痛みが出ます。

ぎっくり腰を含めた様々な痛みを『同じ体の部位に繰り返す理由』は2つ考えられ、1つは『仕事や生活習慣』によって『よく行う動作や姿勢』が決まっていること、もう1つは『骨格のゆがみ』により『普段から無意識に取っている姿勢』が決まることにあります。

様々な痛みの原因は『無意識で習慣化している姿勢』が大きく、それにより『日常的に負担が掛かる体の部位』が決まり、何度もそこに痛みの症状を繰り返していると、少しの負担やちょっとした衝撃で『同じような体の部位』に毎回のように痛みが出るようになります。

ぎっくり腰などの痛みが『同じ体の部位』に出やすくなるのは『無意識で習慣化している姿勢』が原因

繰り返すぎっくり腰は、椎間板ヘルニアや背骨の変形などの原因にもなりますので、ぎっくり腰になったら早めの治療を行い、繰り返さないようにすることが大切です。

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因