腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

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椎間板ヘルニアの種類

ヘルニアの出る方向によって、『椎間孔内』『椎間孔外』『椎体内』の3つに分けられます。

椎間板ヘルニアは出る方向は『椎間孔内』『椎間孔外』『椎体内』の3つに分けられ、ほとんどのヘルニアが椎間孔内になります。

椎間孔内のヘルニアは、さらに『正中型』『後外側型』『外側型』の3つに分かれ、椎間孔外は超外側型ヘルニア、椎体内はシュモール結節と呼ばれています。


椎間孔内のヘルニア

正中型ヘルニアは、真後ろ(背骨の中央)に出るヘルニアで、後外側型ヘルニアは真後ろより少し外側(左右どちらか)、外側型はさらに外側にヘルニアが出た状態を指します。

一般的に椎間板ヘルニアと言うと『後外側型ヘルニア』を指すのですが、これも『内側性ヘルニア』と『外側性ヘルニア』に分類され、内側性よりも外側性がずっと多い症状になります。


後外側型ヘルニア

椎間板ヘルニアで最も多いのが外側性ヘルニアで、神経根の外側に髄核が突出・脱出した状態を指します。

外側性ヘルニアが第5腰椎と仙骨(第1仙椎)の間(L5/S1)で起こった場合は、S1(第1仙骨神経)の圧迫が起こり、その神経に沿った症状が出ます。

内側性ヘルニアは、神経根の内側に髄核の突出・脱出が起こった形になり、神経圧迫に関しては外側性ヘルニアと同じ場合も多く見られます。

しかし場合によっては、脊髄神経を直接圧迫してしまい、馬尾神経症状(膀胱・腸・性機能の障害など)を引き起こすこともあります。


正中型ヘルニア

正中ヘルニアは、背骨(体の中央)の真後ろに出る椎間板ヘルニアで、腰を丸めて猫背の姿勢を取ると痛みが強くなる、と言われています。

主に腰痛症状が多いですが、大きなヘルニアの場合は脊髄神経を圧迫しやすく、馬尾神経症状が出やすいヘルニアになります。

ただ、正中ヘルニアが馬尾神経を押したとしても、神経周りにスペースが多く、神経はそこに移動するだけで圧迫は起きない、という考えもあります。


(椎間孔内)外側型ヘルニア

外側型ヘルニアは、後外側型より少し(左右どちらかの)外側に突出・脱出した椎間板ヘルニアになります。

外側型ヘルニアが第5腰椎と仙骨(第1仙椎)の間(L5/S1)で起こった場合は、S1(第1仙骨神経)もしくはL5神経の圧迫が起こります。

ヘルニアの大きさによっては両方の神経を圧迫し、足のしびれや痛みの症状が広い範囲で出ることもあります。


(椎間孔外)超外側型ヘルニア

椎間孔外・超外側型ヘルニアは、左右どちらかの、ほぼ真横に近い位置に出た椎間板ヘルニアを言います。

圧迫する神経の場所は、第5腰椎と仙骨(第1仙椎)の間(L5/S1)で起こった場合は、L5神経の圧迫が起こり、その神経に沿った症状が出ます。

外側型で1つ上の神経を圧迫した場合もそうですが、神経の敏感な部分を圧迫するため、強めの症状が出るのが特徴だと言われています。


シュモール結節

上下(頭と足先)方向の椎体内(背骨の中)にヘルニアが飛び出してしまう状態をシュモール結節と呼びます。

無症状の場合や一般的な腰痛程度のことが多いのですが、人によっては強めの腰痛や足のしびれや痛みなどが出る場合もあります。


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