腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

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横向きの寝方で腰痛が悪化する場合

『横向きの寝方と腰痛』の要点

  • 強い腰痛の場合は横向きがおすすめ
  • 横向きの寝方は腰に良いわけでもない
  • 同じ寝方が続くと体に歪みが生じる

座り方や寝方の姿勢で出る腰痛の続きになります。今回は、寝方が原因の腰痛症状についてお話したいと思います。


マットレスや敷き布団について

『腰痛と寝方の関係』の大前提として、マットレスや敷き布団の良し悪しは非常に重要になりますので、少し横道にそれますがお話をさせてください。

私がおすすめする『腰痛の方が使っていて評判の良いマットレスや敷き布団』は、エアウィーブ(私も四季布団を使用)やマニフレックス、試してみたらエアウィーブより安くて良かった体圧分散 浮圧敷き布団【雲のやすらぎ】(実家の母に送りました)の3つがあります。


寝方が腰痛の原因になる

さて、ここからが『腰痛と寝方の関係』のお話になりますが、寝方には大きく3つあり、横向き・うつぶせ・仰向けに分けられます。

それら3つの寝方を、横向きから順番に腰痛との関係性をからめながら説明していきたいと思います。


腰痛と寝方1 横向き

腰痛の人は『横向きで寝ていると腰が痛みにくい』と言われる場合があります。しかし実際は、横向きの寝方が腰に良いわけでもありません。

横向きの寝方は、ぎっくり腰などで腰の筋肉を強く傷めた時にはおすすめできます。 ただし、3つの注意点があります。


横向きの寝方の注意点は3つ

  • 下になる肩の関節に負担が掛かる
  • 下になる肩がつぶれることで体にねじれ(ゆがみ)が生じる
  • 椎間板に掛かる負担は仰向け(あおむけ)より大きい

横向きの寝方は習慣(癖)になっている

横向きで寝る人は、『こっち向きじゃないと落ち着かない』というように、右向き・左向きで『寝やすい方向が習慣(癖)』になっているケースを治療経験上よく聞きます。

上で触れた3つの注意点について、『寝やすい方向が習慣(癖)になっている人が多い』という前提で話を進めて行きたいと思います。


肩の関節に負担が掛かり四十肩・五十肩の原因に

横向きの寝方が習慣(癖)になっていると、いつも下になってつぶされる肩が決まります。

この姿勢が短時間なら良いのですが、6時間・7時間と続いた場合、さらに言えば習慣になって何年も続いた場合、肩の関節に掛かる負担は非常に大きくなり、四十肩や五十肩などの激痛を伴う症状を引き起こしやすくなります。


下になる肩がつぶれることで体にねじれ(ゆがみ)が生じる

例えば、左肩を下にした横向きでいつも寝る人の場合、左肩は体の重さでつぶされ続け、左肩だけが前(胸を張るのと逆の姿勢)に"ねじれる"ようにゆがみます。

人間は重心を体の中心に保とうとするので、肩がねじれた分だけ、体のどこかが反対方向にねじれて重心を中心に保ちます(本当はもっと複雑ですが)

このよう寝方ひとつで肩のねじれ(ゆがみ)が起こり、結果として体全体に負担が掛かってきて、腰痛や膝の痛みなどにつながる事は治療上よく見られます。

なかなか想像がつきにくいかもしれませんが、横向きの寝方で腰痛が出る場合には、このような体のつながりが考えられます。


椎間板に掛かる負担は仰向け(あおむけ)より大きい

これに関しては、仰向けと腰痛の項目でお話します。


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