腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

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腰痛専門家がおすすめするパソコン椅子

前回、腰痛を椅子で予防する際のおすすめ条件でお話した4つの条件の内、『おすすめのパソコンチェアー』についてご紹介したいと思います。

おすすめのパソコンチェアーは2通り

おすすめのパソコン椅子は、『良いものを買う』か『ほどほどの物に腰痛予防クッションを合わせる』かの2通りの方法があります。

予算がある程度あるなら『良い椅子を買う』のがおすすめですが、予算が厳しい場合は、今使っている椅子がほどほどの物であるならば、『背筋を真っ直ぐに保てる座布団のようなクッション』だけを購入して合わせるという方法もあります。

それについては、オフィスで使う腰痛予防クッション腰痛予防クッションでおすすめ出来る2つでお話します。

椅子マニアである私が最もおすすめするパソコンチェアーです。


人間の理想的な姿勢は、腰部分の背骨が適度に反って『胸を張る』ような姿勢になります。しかし、30分以上の座り仕事が続くと腰部分の反りは逆転(猫背)しやすく、それが腰が痛い原因になります。

この椅子をおすすめできる最大の特徴は、腰を支えるアーチ部分がしっかりしていて、さらに左右1つずつの背もたれ構造になっているため、ご自身の体型にフィットする形になり、自然と『胸を張るような理想的な姿勢』を維持しやすいパソコンチェアーになっています。

また、この椅子はヘッドレスト(頭の背もたれ)も付いていて、首や肩、腰に掛かる負担を分散できるのが特徴です。

もちろんヘッドレストが付いている椅子は他にもたくさんあるのですが、他のパソコンチェアーは少しもたれ掛からないとヘッドレストに頭が触れられないもの(機能をなしていないもの)が多かったのですが、この椅子はヘッドレストがやや前方に突き出しています。

そのため、座っている時の『しっくり感』と『首や腰への負担軽減感』の2点では、私が今まで試してきたパソコンチェアーの中では最も腰痛の方におすすめできる構造になります。

つまり椅子に深く座っている限りは、首や腰に負担の掛かりやすい姿勢を避ける事ができるので、肩こりや腰の痛みの原因を自然と減らすことができます。

『こういうパソコンチェアーないかな~』と探し続けていた構造なので、腰が痛い方には本当におすすめできる椅子です。もちろん、背もたれも高いので理想の姿勢を保ちやすいのも特徴です。

高いパソコンチェアーを挙げると10万円とか40万円という物もありますが、私はこれで充分だと思いますので、興味がありましたら確認してみてください(アウトレットショップで見つけたのですが、Amazonの方が圧倒的に安かったので私はそちらで購入しました)


このパソコン椅子、もう1つおすすめなのが『腰や首に負担が掛からない姿勢で快適に仮眠ができる』ということです。

もちろん、通常の仕事用の時は、リクライニングのロックを掛けておけば、こんな風に睡眠モードにはならないので大丈夫です。

私の場合は整体院で事務作業をやる時にこのパソコンチェアーを使っているのですが、整体院には横になるベッドもありながらこの椅子で仮眠していることが多いので、腰痛対策と仮眠スペースの2点で活用できる意味でも、おすすめしたいと思います。

椅子を買った方が一生の内の出費は減る

座り仕事やデスクワークを1日1時間以上する方は、良いパソコンチェアーを買ってしまった方が、腰の痛みに掛ける医療費や時間を考えると安いと思います。

良いパソコンチェアーは決して安い買い物ではありませんが、1度良い物を買ってしまえば10年近くは腰の痛みを軽減してくれるので、病院に掛かる時間も減らせると思います。

特に時間はお金で買えないので、腰の痛みで悩まれている方で座り仕事やパソコン作業の多い方は、早めの椅子の交換がおすすめだと個人的には思います。


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