腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典 > ← 現在のページ

長座は腰痛予防ストレッチの姿勢ですが実は腰に悪い

床に座る姿勢はすべて腰痛の原因になるの続きになります。今回は腰痛と関係する座り方である『長座』についてお話したいと思います。

長座とはどんな座り方?

長座は『赤ちゃん座り』とも呼ばれる座り方で、床に座った状態で両足を真っ直ぐに伸ばした座り方になります。腰の椎間板に負担が掛かりやすい座り方でもあります。

長座と腰痛

腰の部分の背骨は、お腹が出っ張る方向に反りを持っています。この姿勢が保たれていれば、腰の筋肉や椎間板への負担は少なくなります。

ただ長座の時は、腰部分の背骨が猫背になってしまうので、腰痛を起こしやすい姿勢になります。

車のシートで腰痛対策をする時の4つのポイントで"足を前に伸ばせば伸ばすほど、腰に痛みが出やすい座り方になります"とお話しましたが、長座は腰痛を招く代表的な座り方(足を前に伸ばす)なので、床に座る時は避けたい姿勢です。

長座の姿勢で行うストレッチは腰痛に良くない

長座の姿勢から体を曲げて、手の指先を足先に伸ばすストレッチを学生時代にされた方も多いと思いますが、子供の頃は骨格が固まり切っていないのでまだしも、大人になってからあのストレッチを頑張ると、逆に腰痛が出る可能性もあります。

太ももの裏側をストレッチするのは腰痛に効果的ではあるので、別のやり方でストレッチした方が、腰に掛かる負担は少なくて良いと思います。


↑ ページの一番上に戻る

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因