腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

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たかが寝返りでも、睡眠環境を整えてあげることで改善する痛みもある

寝返りをあまり打たないと、腰や背中の痛みなど、体の不調を招きやすくなります。今回は、寝返りを増やす方法についてお伝えしています。

こちらでは、仰向けが腰痛症状を引き起こす『7つの原因』と改善法の、7つ目の原因である『寝返り不全型』についてお話します。

寝返りが少ないと寝起きに腰が痛くなる

仰向けで寝起きに腰が痛くなる場合は、寝返り不全型、もしくは猫背型・反り腰型・神経痛型などの複合型が考えられます。

寝返り不全型は、寝ているときに寝返りを打たず同じ姿勢が続いてしまうため、同じ筋肉に負担が掛かり続け、腰のコリや痛みを引き起こしやすくなります。

寝返り不全型の4つの原因

寝返り不全型で腰痛が出る原因を、大きく4つに分類しました。

1つ目が『敷き布団の問題』で、2つ目が『睡眠環境の問題』、3つ目が『筋肉や関節の問題』で、4つ目が『病気』になります。


敷き布団の問題

敷き布団は柔らかすぎて体が沈んでしまうと、寝返りが打ちづらくなります。逆に硬すぎる場合も、背中や腰に痛みが出やすくなります。

高反発などの『適度な硬さがある敷き布団』が腰痛には向いていますが、品質の低い物だと、すぐに"へたって"しまうマットレスもあるので注意が必要です。

当院にご来院いただく腰痛の方に聞く限りでは、点で支えるマットレスは好評不評が分かれるため、個人的には面で支える敷き布団をおすすめしています。

私個人が使っているのも、日本製の高反発マットレスのエアウィーブです。


睡眠環境の問題

ここで言う睡眠環境の問題とは、『寝返りが打てないような状況』を指します。

布団の上に物を置いているため睡眠スペースが狭かったり、そもそもが敷き布団ではなく適当なスキマで寝ている場合などが1つです。

他には、お子さんと一緒に寝ていて寝返りが打てない、ペットが腕を枕にして寝るため寝返りが打てないなどが含まれます。

これらを改善するためには、寝返りを打てる適度なスペースと環境を作ることが何よりも大切です。


筋肉や関節の問題

強い筋肉のコリや関節の歪みが強くなってしまうと、寝返りが少なくなることがあります。

強いコリや歪みで体が動きにくくなっていたり、寝返りで痛みが出る場合は、無意識のうちに寝返りを打たなくなる場合もあります。

これを改善する方法は、症状の程度にもよりますが、マッサージを受けたりストレッチを行ったり、お風呂で温めたりして、筋肉を柔らかくすることが大切です。

ただ、ストレッチやマッサージよりも、筋肉を硬くしないための姿勢や習慣を意識し、腰痛予防を心掛けることが大切です(寝方や座り方など、当サイトを参考にしてください)


病気や内臓疾患

病気で寝返りが打ちづらくなる症状だと、脳や中枢神経の病気(パーキンソン病など)が挙げられます。

また、血液の状態が悪かったりする『東洋医学における未病(病気の手前)』でも、寝返りが打ちにくくなる場合もあります。

これらの改善方法としましては、病気が関係する場合は病院で受診するのが最優先になります。

未病の場合は、食事・運動・睡眠が健康の基本になりますので、生活習慣を改めることが改善の第一歩になります。

寝返り不全型の腰痛を改善する方法

1日24時間の中で睡眠時間は多くの割合を占めるため、、敷き布団や睡眠環境を整えて寝返りを打ちやすい状況にしてあげることは、腰痛改善で非常に大切です。

まずは疲れが溜まりにくい環境を作り、次に体へ溜まった疲れをマッサージやストレッチなどで減らすというのが、腰痛を改善する理想的な順番になります。

病気の場合は完治させることは難しいものもありますが、病院の治療を最優先させながら、生活習慣を改めて少しでも改善できるように心がけてください。


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