腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典【病院で教えない腰の痛みの原因】

腰痛治療大辞典 > ⇒ 左腰の痛みは内臓疾患が原因? ← 現在のページ ← 現在のページ

左の腰が痛い場合は病気が疑われる?

左の腰が痛い場合、「内臓の病気ではありませんか?」と聞かれることがよくあります。

確かに内臓が原因で左側の腰痛は出ることもあるのですが、具体的には以下の3つが症状に関係していると考えられます。

左腰の痛みの原因は
  • 内臓疾患(泌尿器系も含む)
  • 骨や筋肉、椎間板など
  • 風邪、自律神経失調症など

「やっぱり左の腰が痛いのは内臓の病気も考えられるんだ」とお思いかもしれませんが、思い当たる節がある場合はもちろん注意が必要です。

内臓自体は『沈黙の臓器』と言われるものが多いので、もし左腰の痛みの原因が内臓疾患であった場合は、急性の疾患か症状がそれなりに進行している病気かもしれません。

・・・と、あまり脅しが入る文章になるのも良くありませんので、心配な方はまず腰痛の原因が内臓か筋肉か見分ける方法をご覧ください。

もし内臓疾患が原因で『体の左側』の腰や背中に痛みが出る場合は、以下の臓器が原因になりやすいようです。

  • 左側の肩や肩甲骨まわり(もしくは腹部)...心臓、胃、脾臓
  • 左右の背中から腰上部の痛み(もしくは腹痛)...膵臓、腎臓
  • 左右、中央の腰全域(もしくは腹部)の痛み...小腸、大腸
  • 腰の下の方の痛み(もしくは腹痛)...膀胱、子宮、前立腺

これらの臓器は体の左側にあるので、どうしても左腰の痛みに関連しやすいと言われています。

しかし、坐骨神経痛の症状が心筋梗塞の前触れだった方もいたので、『何かいつもの腰痛と違うな』と違和感を感じたら、病気を疑ってみる事も大切です。

左の腰が痛い場合もそうですが、内臓疾患も『どこまで症状を改善できるか』は早期発見が第一です。

こちらのページと関連した項目は内臓の病気の腰痛は、体の右側・左側に痛みが出るでも説明していますので、そちらも合わせてご覧ください。


↑ ページの一番上に戻る